ローマ中心地イチオシのレストラン タヴェルナ・リペッタ

イタリア&中東料理の小さなレストラン

Taverna Ripetta

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今回紹介するTaverna Ripetta(リペッタ食堂)は、テヴェレ川やアラ・パチスからほど近い、ローマの中心地にある小さなレストラン。地元の人に愛されていて、1990年から26年間も続いています。ローマ在住40年のエジプト人Fatmaさんがオーナーで、イタリア料理と中東&地中海料理をバランス良くミックスさせています。お客さんはこの食堂周辺のオフィスやお店や住人など地元の常連さんが多く、リピート率の高さが伺えます。
ローマ中心地には観光地ずれしたレストランが多く、ガッカリさせられる事がしばしばあるのですが、このリペッタ食堂は良い意味で裏切ってくれます。事実、トリップアドヴァイザーを見てみると、ほとんどの人が5つ星をつけています。


お店の雰囲気

ここはオーナーのFatmaさんがレストランを開く前から食堂でした。彼女は元ジャーナリストで、この食堂のある建物の上階のオフィスに勤めていて、毎日食べにきていたそうです。ある日この食堂が閉店すると聞いて、「もったいない!それなら私が!」とレストランを買い取って Taverna Ripetta としてオープンさせました。ものすごい行動力ですね。
各テーブルを回って朗らかに接客する彼女にとって「食」とは文化そのもの。レストランはただ食を提供するだけではなく、文化交流の場だと思ってやっているそうです。アート好きであり、元ジャーナリストの彼女。お客さんと美術や世界情勢について話したりとコミュニケーションを大切にしています。実際その人柄はお店の雰囲気や料理の味にあらわれています。

P3232901小さな店内にはテーブルが10卓ほど、壁には有名無名の絵画やアートがかけられ、その上の棚にはワインボトルが行儀良く並んでいます。照明は明るすぎず暗すぎず、落ち着くオレンジ色を放っています。ローマらしい、ノスタルジックな雰囲気です。

店内どこを切り取っても絵になる店内。置いてある家具はアンティークもので、たくさんの調味料が置かれていました。雑然としているようで統一感があります。ふっと見ると、ローマ出身のベリッシモ・フランチェスコさんのサインが。オーナーと知り合いのようです。

P3232905この天井にアンティークな照明。もう言う事なしです!


料理

プロセッコ

エジプト人のオーナー自ら腕をふるうこの食堂は、冒頭に触れたように、イタリア料理と中東料理が楽しめます。メニューをみると、パスタやリゾット、肉や魚などのイタリア料理の他に、ファラフェルやフムス、クスクスなどの中東料理が並んでいます。パスタ料理には、カルボナーラ、カショ&ペペ、グリーチャなどの伝統的なローマ郷土料理と、エビ入りカレー風味のフェットチーネや、サフランとレモン味のリングイーネなど、ちょっと他では見ない創作料理があります。肉料理に関しては、牛ステーキや、サルティンボッカ、鶏肉料理など。魚料理ではスズキの塩蒸し焼きや、イカのグリル焼き、エビのグリル焼きオレンジソースなど。更にメニューにはのっていない季節の食材を使った料理もありました。

Antipasto Ripettaお勧めの一品、Antipasto Ripetta(リペッタのオリジナル前菜)。肉魚を使わないヴェジタリアンな前菜ミックス。パンザネッラ(トスカーナの郷土料理:パンと野菜をミックスしたサラダ)、リコッタチーズのグリル焼き、メランザーネ・パルミジャーナ(トロトロの揚げナスとトマトソースとパルミジャーノチーズのオーブン焼き)、クスクスサラダ、フムス(ひよこ豆のディップ)、赤キャベツ。色々な味が楽しめる嬉しい一皿。クスクスが絶品です。
ファラフェル中東料理前菜のファラフェル。エジプト風に空豆のみを使った一品。他にはブリックという卵とリコッタチーズの揚げ春巻きや、ババガヌーシュという焼きなすのディップもお勧めです。プロセッコ(発砲ワイン)によく合います。
ラビオリほうれん草とリコッタチーズのラビオリ、クルミとゴルゴンゾーラのソース(写真は1人分でなく、取り分けた状態です)。モチモチとした手打ちパスタの中に柔らかなほうれん草とリコッタチーズが入っていて、ゴルゴンゾーラソースにはクルミがほのかに効いていて、とっても濃厚な一皿。白ワインと合います。
パスタ料理ではないのですが、とあるここの常連さんが、Risotto al nero di seppia con inmetta di calamari(イカ入りイカスミリゾット)が絶品だと言っていました。歯が黒くなるそうですが、次回食べてみたいです。
エビ入りカレー風味のフェットチーネ味見で出してくれた、スペルト小麦のフェットチーネ、エビ入りカレー風味ソース。カレースパイスが入っていて、オリエンタルな味。日本人には馴染みのある感じでした。
この他にもメニューにはのっていない季節ものとして、冬から春にかけての旬な食材カルチョフィ(アーティチョーク)とイカのパッケリ(大きなマカロニ)も味見したのですが(写真撮り忘れました。。。)、これがとてもおいしかったです。カルチョフィとイカを組み合わせた料理はイタリアでは珍しいもので、他では見た事がありません。カルチョフィの季節に訪れたら、是非試してみて下さい。

アンガスビーフのステーキアルゼンチン産のアンガスビーフのタリアータ。タリアータとは薄切りの意味で、牛ステーキを切り身にして、ルッコラなどと合わせた料理です。このお肉の柔らかさとジューシーさといったら、言葉では表せません。このお肉が出た時点でかなりお腹がいっぱいだったのですが、あまりのおいしさにペロリと平らげました。

エスプレッソ最後にカフェでしめて、大満足のランチでした。本当はドルチェ(デザート)まで行きたかったのですが、今回はあいにくそのスペースは残っていませんでした。。。次回はゆったりディナーでワイン片手に、ドルチェまで行きたいと思います。
ここのドルチェは全てホームメイド。日によって内容が変わってくるので、お店の方に尋ねてみてください。


お店の詳細

Taverna Ripetta – タヴェルナ・リペッタ

営業時間:ランチ 12:30-14:30 ディナー 19:30-22:30
定休日:日曜日
住所:Via di Ripetta 158, Roma
電話:+39 06 6880 2979

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koto

投稿者プロフィール

2010年イタリア人との結婚を期にローマに移り住む。趣味の写真が高じてグラフィックデザインを独学で学び、フリーランスとしてちょこちょこ活動中。アート、音楽、猫が大好き。旅に役立つ情報はもちろん、イタリアで生活する上での有益な情報を発信していきたいと思っています。日本ではあまり知られていないイタリアの魅力をお届けできたら嬉しいです。

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