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ブラマンテの回廊美術館で、「愛」をテーマにした近代アートの展覧会が開催中
2016-12-2
私が個人的に大好きなローマの穴場美術館、
Chiostro del Bramante (ブラマンテの回廊)の美術館で、
2017年2月17日まで、
「愛」をテーマにした近代アートの展覧会が行われています。
今日は友人らと一緒に、
21時の入場ぎりぎり一時間前に
滑り込みでさまざまな近代アートを堪能してきました🎵
すべての作品がテーマ通り
「愛」をいろんな形で
アーティスト独自の視点で表現したものとなっていて、
色んなところに面白い仕掛けや工夫がなされていました。
例えば、
入場時に一人一人にオーディオガイドが無料で配られるのですが、
誰のガイドで展示作品の案内を聞きたいか、
パーソナリティーを自分で選ぶようになっているのです。
パーソナリティーは、
John, Coco, Amy, David e Lillyの5人で、
それぞれのパーソナリティーでガイドの内容が違います。
4人で行ったので、
それぞれ違う人物を選んだのですが、
それぞれのパーソナリティーの感情を
作品と一緒に疑似体験できるという
未だかつてない面白い体験でした。
パーソナリティーに設定されていたのは、
活力溢れる青年John、
気品ある中年の婦人Coco、
隣に住んでいそうな少女Amy、
成熟した男性Davidと
犬のLilly(子供向けガイド)でした。
もちろんひとそれぞれですが、
自分と違う性である
男性の視点からアートを見たらどんな感じかな〜と思い、
成熟した男性Davidを選びました。
声がセクシーで
ナルシストの色男っぽい感性がなかなか良かったです😂
また、その他にも、
展示の途中で
「ハグ・ポイント」や「キス・コーナー」などがあり、
床に描かれたハートの絵の中に入り、
同行者とハグしたりキスしたりできるような愛嬌ある仕掛けや、
来場者が自由に愛のメッセージを書ける壁などもありました。
アンディ・ウォーホル、ヴァネッサ・ビークロフトなどの作品に加えて、
一番私にとって衝撃的だったのは、
展示会場の一番最後にあった、
日本人アーティスト、草間彌生さんの
「かぼちゃに捧げる永遠なる私の愛」
と題したかぼちゃが詰まったミラールームです。
これはすごい!!!!
良い写真が撮れなかったので、
残念ながらこちらでは紹介できませんが、
「彼女の世界はこんな風になっているんだ!こんなにマニアックでもいいんだ!!笑」
と思わせるほど爆発していました。
また行って今度は違うパーソナリティーで展示を見たいな、
とさえ思わせる面白い展覧会でした。
「LOVE」
Chiostro del Bramante (ブラマンテの回廊)の美術館
2016年9月29日〜2017年2月19日
http://www.chiostrodelbramante.it
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