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食品廃棄物、イタリア人トップシェフの試み
2018-2-9
先進国では近年どの国でも
深刻な社会問題となっていますよね。
大量消費をベースとした現代流通システムでは、
ある程度はしょうがないのかもしれませんが、
発展途上国では食べることができず
死んでいく子供達が未だにいるというのに、
この現状はどうにか変えていく必要があると思います。
24時間営業の便利さや食品の選択の多さと引き換えに、
私たちは、本当に大量の食料を無駄にしている
という現実から目をそらさずに
解決策を考えていく必要があるのではないでしょうか。
そんな中、
イタリアで面白い試みをしているレストランがあります。
イタリア国内では近年難民の数が急増、
またホームレスも年々増えているといいます。
世界ベストレストラン50で1位を獲得した
オステリア・フランチェスカーナのシェフ、
マッシモ・ボットゥーラさんの声かけで始まった
このレストランでは、
一流シェフたちが
スーパーなどの賞味期限ぎりぎりの食品などを利用して
交代で食事を作り、
彼らに毎晩提供しているのです。
このような形の救援活動にも
アートを取り入れるところが、
イタリア人らしいなと思った次第です。
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