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イタリアの食後酒いろいろ
2018-12-15
イタリアの普段の食卓に欠かせないもの。
なんだと思いますか?
ありとあらゆる色んな種類の
食後酒(ディジェスティーヴォ)です💕
日本でも
イタリア料理レストランなどで比較的お馴染みの、
レモンから作られるLimoncello(リモンチェッロ)、
アロエやアニスなど植物や香辛料などを配合して作られるAmaro(アマーロ)
などがイタリアでよく飲まれている食後酒の一種です。
これらはメジャーなので
ご存知の方も多いのではないでしょうか。
イタリアでは、
一口にLimoncello(リモンチェッロ)、
Amaro(アマーロ)と言っても、
各メーカーが秘伝のレシピで
それぞれのボトルを製造しているので、
これらのリキュールには
実は何種類ものバージョンが存在します。
また、イタリアでは
本当に数多くの食後酒の種類が存在します。
アルコール度数は、
メーカーによっても20度前後の飲みやすいものから、
70度くらいあるかなり強いものまで様々です。
さすがに70度のものはストレートでは飲めませんね😅
アンズの種からできたAmaretto(アマレット)、
ギンバイカの果実から造られるサルデーニャ島のMirto(ミルト)、
くるみから出来るNocino(ノチーノ)など、
一体どのくらいの種類が存在するのかわからないほどです。
その他ブドウの絞りかすを発酵させて作られるグラッパ(Grappa)や、
エルダーと呼ばれる万能ハーブから作られるサンブーカ(Sambuca)なども
これらの食後酒の一種です。
一般的に食後酒には、
肝機能や消化を促進する機能があるとされていて、
たくさん食べた後に
ショットグラスでぐびっと飲む、
というのがイタリア人の習慣です。
写真は、カプラニカの義父の家で食後に勧められた食後酒です。
上記でも紹介した
くるみから出来るNocino(ノチーノ)と、
日本では漢方薬の「竜胆」として知られる
りんどうの根から作られる
Genziana di Casamari(ジェンツィアーナ ・ディ・カサマーリ)です。
こちらはなんと、
修道院の秘伝のレシピなのだそうです。
かなり薬草のような強い味でした。
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