2016年1月の時点で、
イタリアの世界遺産登録数は世界最多の51か所でしたが、
なんと、
今回新たに2か所が追加され、
合計53か所になったそうです。
つい先週ポーランドで行われた
ユネスコ遺産委員会の総会にて
公式に発表されました。

新たに追加されたのは、
クロアチア、モンテネグロと共同申請した
文化遺産「Opere di difesa veneziane（ベネチアの防衛施設群）」と、
「Faggete Primordiali（原始の森）」の2か所です。

イタリアは、
長年世界一の座をキープし続けているというのもすごいですが、
今年は、
実は中国の逆転が危ぶまれていました。

中国は、
青海省の可可西里（ココシリ）国家級自然保護区と
福建省の鼓浪嶼（コロンス島）がともに推薦リストに入っていたので、
イタリアの2か所の追加がなければ、
50か所から52か所でイタリアを逆転する可能性があったのです

しかし結果は、
上記の2か所の新たな追加により、
引き続きイタリアの1位が守られる形となりました。
愛すべき国イタリア

今後も頑張って首位の座を守り続けて欲しいです