リミニに本店を置く、ジェラート店、ラ・ロマーナが2014年の夏ローマのオスティエンセ地区にオープンしました!!
オスティエンセ地区と言えば、最近次々と気になるお店がオープンラッシュの注目のエリアです。オープン初日は一人ジェラート一点無料の太っ腹キャンペーンを行っていたので、お店の外には長い長い行列が出来ていたのですが、数か月経った今、冬の12月でも未だ連日超満員。冬に店の外まで行列のできるジェラート店は、ローマでもなかなかありません。今日はそんなジェラテリア・ラ・ロマーナを紹介します。
ジェラテリア・ラ・ロマーナは、なんと1947年創業。典型的なイタリアの家族経営の小さなジェラート店としてエミリア・ロマーニャ州の海辺の町、リミニで生まれました。ジェラート作りの情熱ではだれにも負けない、というジェラート職人ズッキ家の父、レジ打ちをしていた母、そして店の手伝いをしていた息子2人の家族経営で運営されていたのですが、昔ながらの製法で作られたジェラート、ザバイオーネが口コミでどんどん広まり、現在ではイタリア国内の他都市、また海外にも店舗を展開するまでに成長しました。イタリア国内ではブレーシャ、ピアチェンツァ、ベルガモ、パドヴァ、トリノ、ヴェローナ、などにも支店があります。国外ではスペインのマドリッドに展開しています。
また、企業理念として環境への配慮に大変力を入れており、ジェラートのカップに使用する紙やその他の素材はリサイクルできる自然素材を利用し、率先して「エコフレンドリー」な企業を目指している、というところにも好感が持てます。
ジェラートは、昔ながらの容器に種類別に保存されており、そこから店員がひとつひとつ盛ってくれるため、注文時には外から見えないようになっています。指を指して、「これください」と注文することが出来ないため、言葉が出来ないとオーダーはちょっと面倒くさいかもしれません。注文の際には、先にレジでカップもしくはコーンのどちらか、ジェラートのサイズを選び、会計を済ませてからジェラートのオーダーに進みます。色んなトッピングもできます♪
店内には、メニューがはっきりと表示されていないので、外国人にはちょっと分かりにくくなっています。このページからジェラートの種類が見れますので、予め、サイトを見て、オーダーしたいジェラートの名前を決めておくと注文がスムーズに出来るかもしれません。↓↓↓
http://www.gelateriaromana.com/en/cat0_6657-the-tastes-of-tradition.php
私の個人的なお勧めは、Zabaione come una volta(昔ながらのザバイオーネ)と、Bacio di dama con mandorle tostate(貴婦人のキス、ローストアーモンド入り)のコンビネーションです!もともとはザバイオーネ(卵黄と砂糖、数種の洋酒をくわえて煮詰めたピエモンテ州名物のカスタードクリームです)で有名になったお店だけあり、ここのザバイオーネは超一級品です。なめらかな口当たりといい、クリームらしいとろっとした食感、洋酒も効きすぎておらずまろやかで本当に美味しいんです!
もちろん、トッピングは生クリームを忘れずに。生クリームも数種類の中から選ぶことが出来ます。また、コーンの一番下にジャンドゥイヤチョコレートのクリームを入れてくれるので、コーンの下まで食べきってジェラートがなくなってしまった後も、最後のジャンドゥイヤチョコレートを楽しむことが出来てしまいます。行列は必至ですが、本当に美味しいのでぜひ試してみてくださいね。
Gelateria La Romana ローマ・オスティエンセ店
住所:via Ostiense 48 Roma
電話番号:+39 06 5730 2253
Eメール:romana-romaostiense@gelateriaromana.com
URL:http://www.gelateriaromana.com/en/
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