ローマMAXXI美術館近くの人気ジェラート店
NEVE DI LATTE
2011年6月にローマのMAXXI美術館近くにオープンした、Geratelia NEVE DI LATTE – ネーヴェ・ディ・ラテ(ミルクの雪)。そのクオリティの高さは口コミであっという間に広がり、オープンしてからわずか2年後の2013年には、dissapore というイタリアの食に関するウェブマガジンで、イタリア国内のベストジェラートの第1位を獲得しました。
オーナーの Ermanno Pomponio – エルマンノ・ポンポニオ氏は超こだわりの人物で、アイスクリームメーカーというよりは、ジェラートの研究者もしくは職人といった風格です。
ジェラートに使用するのは、ポンポニオ氏がイタリアや世界から厳選に厳選を重ねた自然素材のみ。ジェラートのベースとなる素材には、ドイツBerchtesgadener Land社のビオミルク、トスカーナの本物志向な牧場主 Paolo Parisi氏の卵(通常価格:12個で€20)、ピエモンテ州グラーリアのLAURETANA社の水、フィリピンで有機栽培されたサトウキビを使用しているMascobado社のブラウンシュガー。フレーバー素材としては、トスカーナAMEDEI社のチョコレート、シチリア州ブロンテ産のピスタチオ、ピサ産の松の実、ピエモンテ州ランゲ産のヘーゼルナッツ。お店には季節のフルーツを使ったジェラートも並びます。ラツィオ州ラティーナ産のラズベリー、太陽をいっぱい浴びたアマルフィのレモン、トレヴィゾ産の桃などなど。
世界中から集められたクオリティ高いその素材は、彼の豊富な知識と研究によって、その風味を一番活かした製法でジェラートとして生まれ変わります。素材の味をそのまま味わえるといっても過言ではありません。ここまで高品質な素材ですが、お値段は100gで€5と良心的です。コーンやカップだと€2.5~€4です。
お勧めは全部ですが、あえて言うならば、ピスタチオ、ダークチョコレート、季節のフルーツとヨーグルトの組み合わせ、ミルクアイスにザクザクのチョコチップが入っているストラッチャテッラです。
北欧を思わせる落ち着いたインテリアの店内には、大きなテーブルと椅子、カウンター席もあり、くつろいでジェラートを楽しむことができます。
余談になりますが、NEVE DI LATTE で売っているお水もハイクオリティです。嫌いでなければガス入りのお水を試してみてください。そのきめ細やかな発砲加減には感動すらします。ここにもポンポニオ氏のこだわりの高さが感じられます。
中心地からはちょっと外れたところにありますが、ここのジェラートの為に来る価値はあります。国立21世紀美術館MAXXIの目の前なので、ここの2ヶ所をセットに来てもいいかもしれません。
Gerateria NEVE DI LATTE
住所:Via Luigi Poletti 6
電話:063208485
営業時間:
月曜〜木曜&日曜 12:00〜23:00
金曜&土曜 12:00〜24:00
行き方:ポポロ広場から門を出たすぐ目の前の「P.le Flaminio – フラミニオ広場」より2番トラム「Piazza Mancini – マンチーニ広場行き」に乗り、終点の「マンチーニ広場」で下車。トラムの進行方向に進んだ交差点を左に曲がり、50mほど進んだ左手にあります。
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