ローマで2016年を迎える
カウントダウンイベント情報
今年も残すところ、あと2週間となりました。今年はイタリアで年越しをされる!という方へ、ローマで開催される年越しイベントをリストアップしてみました。無料のものから有料のものまで、ワイワイとお祭り騒ぎのものからしっとりと大人の雰囲気のものまで様々です。
人生を楽しむ天才のイタリア人に混じって、いつもとは違う思い出深い年越しを過ごしてみませんか?
ローマ市主催の野外無料コンサートに関するお知らせ
ローマ旧市街内の主要観光地、チルコ・マッシモ、フォーリ・インペリアーリ、ポポロ広場、並びに郊外の4つの会場で予定されていたローマ市主催の無料コンサートですが、今年はパリの連続無差別テロ事件の影響を受け、現在開催がローマ市より正式発表されていません。ローマ市によるこのような緊急措置が取られたのはまさに23年ぶりだとのことです。ローマ市が約70万ユーロを投じて開催が決定していたチルコマッシモの野外無料コンサートでは、参加アーティストもすでに決定済みでした。今年はSubsonica、Mannarino、マッシブ・アタックのDJDaddy G、Gemitaiz & Madman、Spiritual Frontなどの出演する予定だったようです。但し、そこはイタリアというお国柄、ローマ市が正式な開催を宣言していないにも関わらず、チルコマッシモでは12月29日現在ステージを建設中です。ラッキーなら野外会場で爆竹、花火の音と共に盛大にシャンパンを開けて年越しを祝う野外コンサートが無料で楽しめるかもしれません!
万が一中止された場合にも、がっかりすることはありません!大晦日のカウントダウンイベントはローマ市主催のものだけではありません。様々な教会、コンサート会場、レストラン、クラブ等でコンサート、パーティー等が行われる予定となっています。ここからはその中でも特にイタリア語の分からない観光客でも十分に楽しめる人気のイベントをいくつか紹介します。
ローマ国立オペラ座のバレエ、「くるみ割り人形」
2015年の大晦日にはDavid Coleman指揮によるチャイコフスキーの三大代表作バレエ、「くるみ割り人形」が上演されます。18時からの開演なので、オペラ座で00時のカウントダウン、という訳には行きませんが、イタリアで一年を締めくくる大変良い記念となるのではないでしょうか。会場となるローマ国立オペラ座(コスタンツィ劇場)は1880年からの歴史を誇る大変由緒ある歌劇場です。1600席もある大型施設で、音響にも定評があります。チケット料金は一番安い席でなんと15ユーロから。オペラやバレエに詳しくない方でも、豪華な会場の雰囲気だけでも十分に楽しめるイベントです。
日時:12月31日
開場時間:18:00~
チケット:€15~€75
チケットは席により値段が何種類もあります。こちらのサイトから英語ですべての席の料金を確認後事前購入できます。
Ticketone(英語ページ):http://www.ticketone.it/en/
国立ローマオペラ座オフィシャルサイト:http://www.operaroma.it/en/
ニューイヤーズ・コンサート: I VIRTUOSI DELL’OPERA DI ROMA
イタリア国内で最も格調高いとされる名門音楽学院出身の教授らを柱に結成されたオーケストラ、「ローマ・オペラマスター」が奏でる伝統的なイタリアのオペラ名曲、ロッシーニ、ヴェルディ、プッチーニなどのレパートリーを中心としたコンサートです。会場となるサン・パオロ・エントロ・レ・ムーラ教会は、1873年完成。カトリック宗派の教会でない教会として城壁内に初めて建設された教会です。さほど規模の大きな教会ではありませんが、会場の音響の美しさで有名です。そのため頻繁にクラシックコンサートの会場として利用されています。約140年前に建てられた教会のホールでのオペラコンサートは忘れがたい思い出となることでしょう。
日時:12月31日
開場時間:20:00~
チケット:
前方席:大人€50ユーロ、子供(18歳以下又は27歳以下の学生)€44ユーロ
後方席:大人€39ユーロ、子供(18歳以下又は27歳以下の学生)€34ユーロ
チケットは前方席と後方席の2種類のみとなっています。こちらのサイトから日本語ですべての席の料金を確認後事前購入できます。
Classictic 日本語予約サイト
イタリアざんまいではチケットの予約代行も行っていますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
ローマで過ごす年末年始のイベント情報はまだまだ続きます!
ローマのニューイヤーカウントダウンイベント情報2015/2016 Vol.2
ローマのニューイヤーカウントダウンイベント情報2015/2016 Vol.3
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。