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危機に瀕するイタリアの職人産業
2016-8-5
イタリアという国に
深く根付いている職人気質、職人文化は、
本当にこの国に来てみると
実際の毎日の生活の中で肌で感じることができます。
例えば、ローマのちょっとした住宅街を歩いてみると、
靴修理屋、家具の布張り替え店、大工さんの工房、額縁屋さんなどなど
いろんな職人さんが店を構えています。
一見古臭いとも思えるそういったお店ですが、
地元のイタリア人には変わらず支持され、
利用され続けている店が
日常の一コマとなり町には溢れています。
一方、近代化や合理化による複合商業施設や、大型店舗の建設により、
こういった「ちいさな町の個人商店」利用者数の激変も否めません。
さらに追い討ちをかけているのは、
イタリアを近年襲っている経済危機です。
「経済危機によって職人の職業のいくつかが消滅の危機にさらされている」
とする記事を見つけました。
現代の日本にも通じるところがあり、
とても考えさせられます。
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