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今年のヴァチカンのプレセーぺは、ペルーの独立200周年を記念した南米色豊かなカラフル・プレセーぺ!
2022-1-6
初詣ではないけれど、
慌ててヴァチカンのプレセーぺを拝みに行ってきました😅
そう、今日イタリアはエピファニアの祝日でした。
カトリック教会では「公言祭」とされる日です。
東方の三賢人が空に浮かぶ眩しい星を道しるべに、
はるばると旅をし、
生まれたばかりの幼な子イエス・キリストを
拝みに行ったとされる日です。
イタリアでは祝日なのですが、
この日にクリスマス・シーズンが正式に終わります。
一般的にイタリアの家庭では
この日にクリスマス・ツリーやプレセーペ、
クリスマスのイルミネーションなどを取り外したり、
いわゆる12月24日から始まる
長ーいクリスマスの後片付けをするのが風習となっています。
なので、ヴァチカンのプレセーぺも早く見にいかなきゃ、
と実はちょっと焦っていたのです・・・😅
ちなみに、1月6日は
ローマでは魔女のべファーナ(魔法使いのおばあさん)が
子供たちにお菓子を持ってくる日でもあります。
魔女のべファーナについて
詳しくは、以前の記事に書いていますので、
こちらを読んでみてくださいね😊
⇩
肝心のヴァチカンのプレセーぺ
(キリスト降誕の場面をミニチュアなどで再現した物です)ですが、
これはサン・ピエトロ広場に毎年飾られるもので、
クリスマス・ツリーとセットになっています。
今年のヴァチカンのプレセーぺは・・・・
なんと。。。
とってもカラフルなラテン色溢れるもので、
南米ペルーのシンボル、コンドルやラマなどもいて、
いつものプレセーぺと様子がかなり違い、
びっくり仰天しました‼️
なんでも、今年のプレセーぺは、
ペルーのアンデス地方、
フアンカベリカ県にあるチョプッカ村のものだそうで、
実物大の30体の像が、
ファンカベリカ出身の5人のアーティストによって
制作されたのだそうです。
どうりでものすごくカラフルなはずです❤️
ペルーの独立200周年を記念し、
アンデス地方の人々の生活の様子を
再現することを目的として制作されたそうで、
ファイバーグラスなどの素材で作られた実物大の像は、
チョプチャ族の典型的な衣装を身にまとっています。
ヴァチカンの伝統らしくない、
と少し批判もあったようですが、
個人的には、信仰に国境や伝統は関係ないし、
良いんじゃないの!と思いました。
特に、ペルーらしいアンデスコンドルとラマは圧巻でした。
そして、サン・ピエトロ大聖堂入場には
大行列ができていました。
何となく、心が温まり
「今年も一年がまた始まるな〜」という感覚と共に広場を後にしました。
きっと、多くのカトリック信者の人にとっても、
新年にヴァチカンのプレセーぺを見に行くのは、
日本人の私たちの初詣、のような感覚なんだろうなと思います。
改めて、皆さま今年もどうぞよろしくお願い致します!
去年のヴァチカンのプレセーぺの関連記事はこちらから読めます✨
⇩
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