ケルンという街の名前は、
ドイツ語で書くと「Köln」となりますが、
イタリア語では「Colonia（コローニア）」となります。
「コローニア」というとなんとなく
「コロン？？」「香水？？」というイメージが湧きませんか？😅

実は、本当にその通りだったのです。
もともとイタリア語でいうコローニア（植民地）
という不名誉な名をローマ人から付けられたために
ドイツ語読みで「ケルン」
と呼ばれることになったこのケルンですが、
歴史上最古の香水の産地なのです✨

そして、なんとこの世界初の香水の発明者は、
イタリア人の香水職人、
Giovanni Maria Farina（ジョヴァンニ・マリーア・ファリーナ氏でした。
私たちが日常に使用している
フランス語の「Eau de cologne（オー・デ・コロン）とは、
実は「ケルンの水」という意味で、
ファリーナ氏がケルンの街に敬意をこめて
「ケルンの水」と名付けたことから
そう呼ばれるようになったそうです。

写真は、
ケルンの香水博物館（通称ファリーナハウス）の外観です。
300年間ファリーナ氏の香りを守り続けています。
扉が開いて、
客が出入りするたびに
ふわっと良い香りが扉の外にも漂っていました。

Duftmuseum, Farina-Haus（香水博物館）
Obenmarspforten 21, 50667 Köln
https://farina.org/willkommen/