秋です！
これから冬です！雨です！
そして、Polenta（ポレンタ）の季節です

今日は、誕生日だったこともあり、
家に義姉家族と親友を呼び、
イタリアの冬の定番料理、
Polenta（ポレンタ）を
初めて一から作ってみました

Polenta（ポレンタ）は、
いわゆる「コーンミール
（粗挽きのトウモロコシの粉）」に
水とオリーブオイル、塩を加え、
沸騰した湯やだし汁を合わせて
お粥状にとっろとろになるまで
ずっと混ぜながら煮合わせたイタリア料理です。
北の方では
バターやチーズを入れることもあるようですが、
あまり重いのもうっ、となりそうなので、
今回はシンプルに
バターやチーズはなしで作りました。

Polenta（ポレンタ）は、
イタリアの寒い地方の郷土料理で、
北イタリアでは頻繁に食卓に上がるようですが、
実は、ローマではあまり食べる機会がありません。
ローマでは、
珍しいものを作ってみるような感覚で、
真冬の寒い時期に
「”Polentata（ポレンタータ）をしようよ！！”」
言って友人らや家族大勢が集まる時などに
パーティー料理のような感じで
非日常的に作ることが多い料理です。

通常は豪快に大量のポレンタの上に、
豚肉や
Salsciccia（サルシッチャ＝イタリアンソーセージ）が
ゴロゴロ入った
煮込みトマトソースを合わせて食べるので、
かなりボリューミーで、
満腹感もありありの一皿です。

今回合わせたソースは、
カプラニカの義父で食べたことのある
豚肉のスペアリブと
Salsciccia（サルシッチャ＝イタリアンソーセージ）の
トマトソースにしました。
朝10時ごろから長時間ぐつぐつと煮込んで、
出来たソースは・・・。
我ながら完璧
 ヘビーさ最高級でした

スペアリブはとろっとろのお肉が
骨からするんとはがれるほど
煮込みがうまくいきました。

そして、コロナ禍でも誕生日を祝える幸せ、
雨の日に屋根があって、
家の中で温かくて
美味しいものをいただける幸せ、
大切な人たちと過ごす
掛け替えのない時間を噛み締めた１日でした。