Photo by Aika Watanuki Mariani

”NON ARRENDERTI MAI…..”

パンデミックの今年らしく、
イタリア語で「ネバーギブアップ！、諦めないで！」
という意味のライトが飾られた
ミラノの通りのクリスマスイルミネーションです✨

今年はどの街でも、
多かれ少なかれ、
こういったメッセージ性のある
イルミネーションが見られます。
まるで今まで想像もしたことないような
暗い年末だからこそ、
このようなポジティブなメッセージに
勇気づけられそうですね。

先日はローマのスーパーでも、
可愛らしい赤色のマスクをした雪だるまと、
「みんなで乗り越えよう！」
と書かれたイルミネーションを見ました。
皆が結束してこの危機を乗り越えよう
という思いが伝わってきます❤️

まだ決定ではありませんが、
イタリアでは、1月ごろから
新型コロナウイルスワクチン接種が
できるようになる見込みです。
イタリア政府は既に、
ワクチンの無料接種プログラムについての時期や
段階的摂取方法などを明らかにしています。

まずは医療従事者や高齢者、
合併症のある感染リスクの高い国民を優先し、
2021年の春から秋にかけて
段階的にその他の国民への接種を計画しています。
今日はニュースで、
夏までにはすべての国民が接種できるような
計画があるとの旨が伝えられました。

もちろん接種されるワクチンは
すべての国民に対して無料です。
永住権や在住許可のある外国人も
対象となっていることを願いますが😅

イタリアではまず、
英製薬大手の製薬会社、
アストラゼネカと
オックスフォード大学が共同開発したワクチンが、
ＥＵが合意した供給契約の下、
１６００万回接種される予定です。
このワクチンは２回接種する必要があるそうなので、
ひとまず第一段階は８００万人分ですね。

ちなみに、このワクチンは、
日本ではほとんど言及されていませんが、
ローマ郊外の街、
Pomeziaにある
IRBM S.p.A.という研究機関も
当初から開発に関わっています。
そのため、イタリアのニュースでは
「イタリアとイギリスの共同開発ワクチン」
という呼び方をされています。
所変わればニュースの内容も変わるので
面白いですよね‼️