イタリアのビーチで、
サンベッド＝寝椅子（イタリア語ではlettino）に寝転がっていると、
寝そべっている人々の合間を歩きながら、
売り子が色んな物を売りに来ます。
大抵はアクセサリーやサングラス、
水着やビーチで着れるような軽いサマードレスを
アフリカ系の移民が売っているのですが、
最近では漢字のヘナのタトゥーやマッサージをする中国人も。
バザールのようでとっても面白いのですが、
その中でも今日は
グラッタケッカと呼ばれる
かき氷を売るお兄さんを何回も見ました。

グラッタケッカ（grattachecca）とは、
ローマの方言らしいのですが、
要は「ローマ発祥のかき氷」です。
日本のかき氷のように繊細なものではなく、
巨大な氷をガリガリと粗めに手で削り、
その上に色んな味のシロップをかけたものです。
バリバリと氷を噛み砕きながら食べ、
最後には溶けた甘〜いシロップをゴクゴクと飲みます。
なんと野蛮な。笑
ローマっ子は夏になると出てくる
このグラッタケッカ（grattachecca）売りを楽しみにしています。
街中では、
トラステヴェレの
テヴェレ川沿い付近にも
有名なグラッタケッカ（grattachecca）の屋台が出ます。
日本のかき氷と全く違って
おおざっぱさがあまりにも新鮮なので
一度ぜひ試してみては？