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カプラニカの義父が前立腺がんの宣告を受けました・・・
2021-9-14
今日はちょっと悲しいニュースです・・・🍂
いつもこのコラムを読んでくださっている皆様は、
投稿にその姿が何度も登場したのでご存知だと思いますが、
8月半ばにカプラニカの義父が前立腺がんの宣告を受けました。
それまで義父はとても元気が良く、
毎年一度の検診でも全く問題がないと言われていたのですが、
2度目のワクチン接種から急に調子が悪くなり、
5月半ばからさまざまな検査を受けた結果、
前立腺のがんだということが判明したんです。
このニュースを聞いたとき、
一瞬信じられませんでした。
確かに81歳とご高齢ではありますが、
毎日朝早くから畑に出て、
季節の野菜や果物を手入れし、
鶏やガチョウ、七面鳥や野うさぎなどの家畜のお世話もしていました。
田舎で年金生活をのんびりと暮らしている、
というイメージとはほど遠く、
田舎の生活は本当にすることが多くて、
毎日元気にあくせくと働いていたにもかかわらず、です。
5月ごろから調子が悪かったので、
ずっと親戚皆で心配していたのですが、
一向に体調が良くならないので、
8月の半ばに急遽入院が決まり、
入院中に行った様々な精密検査の結果が前立腺がんでした。
前立腺がんのことはあまりよく知らなかったので、
貪るようにネットで情報を調べました。
前立腺がんは、
高齢の男性にとても多いということは知っていましたが、
日本人を含むアジア系の人種では、
発生率がなんととても低いのだそうです。
ただ、アジア系の人種の人が欧米で生活をすると、
発生率が上がることから、
食習慣の違いではないかという研究結果があるそうです。
そんなことは全く知りませんでした。
幸い夏休みのヴァカンス中だったということもあり、
義父が入院中には私たち夫婦もずっとカプラニカに滞在し、
毎日車で往復1時間半の病院を行き来しました。
義父がいないカプラニカはとても静かで、
草木もちょっぴり悲しげでした。
その後、診断結果が分かり、
一時的に退院したのですが、
まだ前立腺がんの専門医との初診が終わっていません・・・💧
別の大きな病院になるのだとか。
イタリアの公共の医療機関では、
診察の予約が1ヶ月先、といったことはザラで、
義父も前立腺がんだということは分かったものの、
これからどのような治療をしていくのか、
手術はするのか、しないのか、
どんな薬を飲んで、
どのようなスパンで病院を訪れることになるのか、
などこれから先のことが全くわかっていません。
そんなわけで、
今後は私自身も
カプラニカとローマの自宅を往復する生活となりそうです。
更新が滞ることもあるかと思いますが、
温かい目で見守っていただけると嬉しいです。
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