空港が大変なことになっています〜💦

前回、ちょっと私用で
数日間ローマを離れていた、
という話をしましたが、
空港でちょっとした
ハプニングがありました・・・。

出発予定は、
ローマのフィウミチーノ空港で、
行き先はスペインのバルセロナだったんですが、
当日はちゃーんと日本人らしく？！😂

2時間半前には空港に到着し、
余裕綽々で
セキュリティーチェックをスルーし、
ゲートまで行って
あとは搭乗開始を待つばかり、
という状態で
アナウンスを待っていました。

オンラインチェックインも
事前に済ませていたし、
荷物も機内持ち込みの
キャリーバックひとつだったので、
ここまではもう完璧💕

と言えるほど
スムーズにいったんですよね・・・。

搭乗ゲートでは
まだかなり時間に余裕があったので、
ちょっと仕事を終わらせておこうと思い、
PCを開いてメールのチェックなどをして、
コーヒーも飲む余裕さえありました。

ところが・・・・
搭乗開始予定時刻になっても
一向にアナウンスがありません。
ゲート付近で待っている人たちも、
今か今かとソワソワし始めたその時です。

突然搭乗予定時刻が
1時間半後に変更、と
電光掲示板に表示が出ました‼️

えーーーーー、と騒ぐ周りと同様に
私もこれじゃバルセロナに着くのは
夜遅くなるなー、と思って
がっくりきたのですが、
こればかりはどうしようもないので、
黙って座っていました。

しばらくして、
隣に座っていた女の子が、
搭乗ゲートを担当していた
地上職員と話して帰ってきたんですが、
憤慨しています。

「あの・・・どうしたんですか？」
と聞いてみると、
なんでも、バルセロナからのフライトが
出発していないので、
そもそも同じ機材を使用して
バルセロナに戻る予定の
このフライトが運行できるかどうか
まだ分からない、
と言われたらしいのです。

え＾＾＾＾＾＾💦

と思っていたその時、
航空会社から
ショートメッセージが入りました。
「あなたのフライトはキャンセルになりました」・・・

え・・・？
焦って地上職員に詰め寄ると、
今現在フィウミチーノ空港で
他に使用できる機材があるかどうか探している、
というのです。
なんじゃそりゃ。
「まだ運行できるかどうか
決定していないけれど、
キャンセルにはなっていないから、
まだちょっと待って見た方がいいよ」
とのことでした。

そうこうしているうちに、
また電光掲示板の
搭乗開始時間が変更に・・・。
さらに1時間遅れとのこと。

結局待つしか術はなく、
待ったあげく、
しばらくしてそのフライトは
キャンセルになりました。

そこから怒った乗客が
地上職員に詰めかけたのですが、
結局のところ出発フロアまで戻って、
航空会社の発券カウンターで
新たなフライトにアサインしてもらうしかない、
ということです。

発券カウンターでは
搭乗予定だった乗客が
軽く100名以上並んでいました。
そして、結局行列に待つこと2時間半・・・
しかも対応していた職員は
たったの一人です‼️

結局、航空会社のストで、
翌日も、その翌日も
バルセロナ行きのフライトはない、
ということがわかり、
泣く泣く家に帰りました😭

本当は、バルセロナには
一週間滞在予定だったのですが、
結局オンラインで
自分でしつこく調べた結果、
3日後の同じ時間の便が取れ、
そのフライトを利用することに。

イタリアでも大きくニュースになっているので、
見た方もいるかもしれませんが、
今ヨーロッパ中の空港と
航空会社がスタッフの人員不足で
大変なことになっていて、
一日何百本ものフライトが
キャンセルされているんです。

数週間前にイギリスから
イタリアに出張で来ていた友人も、
イタリア初のフライトが
3回もキャンセルになったそうです。

今ヨーロッパ中で
観光客が倍増しているので、
コロナ後の航空業界の大混乱。。。
まさしく真っ向にその被害を被った・・・
というわけです。

というわけで、
今年の夏ヨーロッパで
フライトを使った旅行の予定がある方は
くれぐれもご注意くださいね！