いよいよワクチン証明提示が
イタリアでも義務化となります‼️

連日ギラギラと太陽が照り付け、
暑い日々が続いているローマです☀️

本日、イタリアではドラギ首相が会見し、
レストランや映画館の利用時ワクチン接種済である証明、
通称「グリーンパス」の提示を義務付けることが
法令で承認されたと発表しました‼️

「グリーンパス」の適用は8月6日から、
12歳以上の国民に対して適用となります😲 

正確には、レストラン（屋内での飲食時）と映画館の他に、
美術館、劇場、ジム、プール、競技場やスポーツのイベント、
見本市、祭事、遊園地、ゲームセンターなどに入場する際に
この「グリーンパス」、
もしくは陰性証明書（48時間以内の検査）の提示が必要となります。
ワクチンは、少なくとも1回接種していれば良いことになっています。

また、緊急事態宣言も12月末までの延長が決定されました。
違反した事業者や国民には罰金を科す、
というかなり厳しい内容となっています。

以前のコラムでも状況をお伝えしましたが、
イタリアでは、ここのところ
デルタ株などの変異株の感染者が増えていて、
政府としては、このままでは危ない、
と危機感を募らせていました。

現在イタリアでは
12歳以上の人口の5割強がワクチン接種を完了しているのですが、
新たな「グリーンパス」義務化によって、
接種が進んでいない若年層にも受けてもらい、
ワクチン接種のスピードアップを図ろう、
ということのようです。
実際、会見後には、予約が殺到し始めたようです。

正直に言って、12歳以上というところには
私もちょっとびっくりしました・・・💦

やはりイタリア人の親御さんの中には、
自分の子供にはワクチンを打ちたくない、
という人もかなりいて、
心配する気持ちも確かに分かります。
実際、私の義姉も、14歳の姪っ子、
キアラちゃんの接種をずっと躊躇していましたが、
ここにきて、14歳と言えど、
接種しなければ社会行動が大幅に制限されることになって、
困っています。

確かに、毎回家族でレストランで食事をする際に
PCR検査をして陰性証明を取らなければいけないなんて、
それも大変ですよね💦

その他、学校から美術館に見学に行ったり、
プールに行ったりすることもあると思うのです。
やはり、「グリーンパス」がないと、
これからイタリアでは普通に社会生活ができなくなりますね・・・。

個人的には早めに接種しておいてよかった、
と思っていますが、
なんていう世の中になってしまったのか・・・、
と未だに現実感が伴いません😢

参考記事