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今年で最後?のサマータイム
2020-10-25
本日の明け方、
イタリアはサマータイムから
標準時間に時刻が切り替わりました
ちょうど真夜中の3時に、
時計の針を2時に戻すことによって、
結果60分得したことになります。
今日の夜は60分余計に寝れたというわけです。
(まあ今の時代時計の針を戻す人より、
自動的に携帯などで切り替わる方がほとんどだと思いますが)
これによって、
日本との時差は、
今日から8時間になりました
サマータイムを導入している国は
世界中では割と多く、
国連加盟国のうち、
なんと60カ国で導入されているそうです。
ヨーロッパでは
「Central European Summer Time」と通常呼ばれ、
基本的に3月の最終日曜日から
10月の最終日曜日までの期間採用されています。
サマータイムのメリットはいくつかあるようですが、
一番おそらく重要なのが、
電力の消費量を
1時間分減少することができるということです。
サマータイム時には
強制的に1時間時間を早くするため、
日没から就寝までの時間が
1時間減少することになるからです。
要は節電効果があるということですね。
また、ヨーロッパを春や夏に訪問された方は
びっくりしたのではないかと思いますが、
こちらは日没時間がとても遅いですよね。
これも、サマータイムのおかげで
1時間日没が遅くなっているためです。
なので、特に夏は夜の9時ごろ、
とても遅くまで辺りが明るいので、
とても開放的な気分になります
ただ、2019年に欧州議会で
サマータイム制度を
2021年にも廃止する法案がすでに可決されているので、
もしかしたら今年のサマータイムが
イタリア最後の
サーマータイムになるかもしれません
個人的には無くなって欲しくないのですが・・・
採用は加盟国の判断に委ねられているようなので、
継続されることを願っています
写真は、紅葉しはじめた、
ローマの住宅街の一角です。
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