本日は、
ローマのナヴォーナ広場からお届けします

というのは嘘で（笑）、
これは8月後半にローマの中心部に行った時の写真です

 早くアップしておかないと、
もう夏が終わってしまうので、
今頃の投稿になりました！

さてさて、新型コロナウィルス蔓延の影響にもめげず、
8月中は、実はローマ中心部では観光客の姿が結構見られました。
写真には犬の散歩をしている、
付近に住んでいると思われるイタリア人の方が数名写っていますが、
彼らの他にも、
イギリスやドイツ、オランダなど、
夏の間ヨーロッパからの観光客の姿を何人も目撃しました。
もちろん、日本人も含めてアジア人、アメリカ人は皆無でしたが、
「やっぱりローマはローマだね」
と思わざるを得ない体験でした。

大打撃を受けているイタリアのインバウンド観光にとっては、
まさしく大敵にっくきコロナですが、
個人的にはわりと楽観的に、
これは時間の問題だな、と思っています。
8月にはすでにヨーロッパの観光客の姿がちらほら見られる、
ということは、
徐々に徐々にですが、
観光客は確実にイタリアに戻ってくるだろうと思っています。

歴史を振り返ってみても、
ヨーロッパでペスト（黒死病）が大流行した後に、
イタリアではあのルネッサンスが起こっています。
暗い時代の後には、
必ず新しい生命を宿った
華やかな文化が開花するのではないでしょうか。

旅行大好きな自分の体験と重ね合わせても本当にそうですが、
今年は、もうどこかに旅行したくてうずうずしている人が
世界中にゴマンといることでしょう。
ワクチンが行き渡るようになれば、
今我慢を強いられている分、
イタリアにも、
わーっと一気にまた世界中から
観光客が押し寄せるということになるのではないかと踏んでいます。
今は、そのための準備を
しっかりするときなんだな、と思います。

イタリアは、やっぱりイタリアなんです

ナヴォーナ広場の真ん中に立って、
辺りを見渡しながら、ふとそんなことを思っていました。