Bernardo Bertolucci（ベルナルド・ベルトルッチ）監督といえば、
「ラスト・タンゴ・イン・パリ」や
「ラストエンペラー」など
数々の名作を監督されました。
また、「ラストエンペラー」、
「シェルタリング・スカイ」、
「リトル・ブッダ」の3作では
坂本龍一氏が音楽を担当したことで
日本でも大体的に宣伝されましたね。

明日27日には
カンピドーリオにあるローマ市庁舎内のホール、
Sala della Protomoteca（サーラ・デッラ・プロトモテーカ）にて
ローマ市の協力により
10時から19時までの間、
一般の方々も故人に別れを告げることのできる機会が設けられるそうです。

Bernardo Bertolucci（ベルナルド・ベルトルッチ）監督は、
イタリア以外の国では、
映画監督として有名ですが、
プロデューサ、また詩人としても活躍をされていました。
彼の実の父親は、
パルマ出身の詩人、Attilio Bertolucci（アッティロ・ベルトルッチ）氏で、
ローマには彼の名前の付けられた
通りがあるほど著名な詩人でした。
また、従兄弟が映画プロデューサーだったこともあり、
彼の弟も後に映画監督になっています。
芸術一家に育つ中でその才能が花開いたのでしょう。

個人的にも、
彼の作った映画は人生の節目節目で
様々なことを考えさせられる作品でした。
特に10代の頃には大好きな監督であったので、
とても悲しく思います。
故人のご冥福を心よりお祈りいたします。