- Home
- プレスリリースのアーカイブ
- イタリアのGDPにおける観光業の割合、2020年イタリア共和国の建国記念日に寄せて
イタリアのGDPにおける観光業の割合、2020年イタリア共和国の建国記念日に寄せて
2020-5-31
早いもので、5月最終日です✨
コロナウィルス蔓延の影響で
3月から観光客の全くいないイタリアの街は、
なんだかとても変な感じがします・・😢
まるでイタリアではないようです。
観光業に従事する人たちは
皆、一刻も早く外国から
世界中からの観光客の皆さんを
お迎えできるようになる日を
今か今かと心待ちにしています。
イタリアは観光業が
GDPの13%を占める言わずと知れた観光大国です。
イタリア政府観光局(ENIT)によると、
2019年にイタリアを訪れた外国人訪問者は9400万人、
世界で4番目に多かったとのことです。
もうすぐ1億人です。
そして、2018年のイタリア銀行の推定によると、
イタリア国民の約6%が
直接的、非直接的な形で観光業に従事しているそうです。
すごい数ですよね。
このコロナウィルスが
どれほどイタリアという国を
経済的にも痛めつけたのかが伺われます。
話は変わり、
6月2日はイタリア共和国の建国記念日
(Fondazione della Repubblica) です。
毎年、この日は祝日という事もあり、
街中の多くの商店は休業していますが、
首都のローマでは大々的なイベントが行われます。
コロッセオと並ぶ
ローマのシンボルとも言える白亜の巨大な建物、
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂を中心に、
コロッセオ周辺で行われる軍事パレードです。
テレビでも生中継されます。
この軍事パレードですが、
実際は、毎年いろいろな党派による討論が行われ、
右派と左派、果たしては軍事賛成派、反対派などが
このパレードをやめるべきだ、
いや、続けるべきだと遣り合っています。
今年は、
コロナウィルス蔓延で酷く痛めつけられた
イタリアへのオマージュをということで、
社会的距離を保つために軍事パレードは行われませんが、
イタリア国旗の色、
トリコロールのカラーをした飛行機雲を引く
イタリア空軍の曲技飛行隊が、
5 月25日から6月2日の5日間、
イタリアの21都市の上空を飛びます。
そして、当日、6月2日にはその締め括りとして
ローマの上空を飛びます。
「団結、連帯、そして回復のしるし」
がメッセージに込められているとのことです🇮🇹✈️
実は、毎年我が家の上を
イタリア空軍の曲技飛行隊が
ごおおおおおおーーーーっというものすごい音と共に
この日のための演習をしている姿が見えます。
今年は見えないな、
と思っていたら、
イタリア中の上空を飛んでいたようです!
最新のプレスリリース
-
2022/12/23
2022年年末、今年のミラノで見たい超豪華なクリスマスツリー
-
2022/12/20
今年の我が家のクリスマスツリーは控え目に手作りしてみました
-
2022/12/2
サッカー日本代表W杯決勝トーナメント進出でイタリアの反応がすごい!
-
2022/11/8
フィレンツェの紅茶の名店、La Via del Tè(ラ・ヴィーア・デル・テ)
-
2022/11/2
ドル高の影響はアメリカ人観光客で溢れかえるローマでもすごいことになっています!