イタリア国内の報道によると、
死亡者は35人にもなり、
中には子供も含まれているそうです。
お昼の国営テレビのニュースでは、
奇遇にも橋を渡る直前、
10メートルほど前で命からがら助かった女性のインタビューが流れていました。
そのイタリア人女性曰く、
「今でも何が起こったか信じられない。
まるで、アクション映画のシーンのように、
目の前で橋が突然崩落したのよ。
多くの車、トラックが一
瞬にして目の前から消えて下に落ちていったのを目にしたの。
今でも震えが止まらない。」
とその時の惨状を伝えていました。
現在イタリア時間23時を回っていますが、
夜を越す行方不明者の捜索が続いていて、
死傷者数はさらに増える恐れがあるとのことです。

イタリアの公共、私営施設の老朽化や
一般的なメンテナンスの不備などは
常日頃から問題視されていますが、
不幸にもこのような形でその代償が払われた形となってしまいました。
亡くなった方々には心より冥福をお祈り致します。
このような悲劇が二度と起こらぬよう、
行政の指導体制や責任者の意識も変わることを祈りつつ。