ローマ国際映画祭が16日にはじまり、本日が最終日。
この9日間の間にたくさんの映画イベントがローマ中で開催されていました。この映画祭は2006年に始まり、ヴェネツィア映画祭に追いつけ追い越せとローマがとても力を入れているイベントです。
イタリア映画の美しさには定評がありますが、近年のものはハリウッドに影響されていたりと、その多くが正直イマイチなのが実情（私見ですが）。そんな中、2013年に公開された素晴らしい映画があるので紹介します。日本でも全国ロードショーされたのでご存知の方も多いとは思います。
パオロ・ソレンティーノ監督「La Grande Bellezza – グレート・ビューティー 追憶のローマ」。ローマが舞台のこの映画。ロマンスグレーの初老の作家が主役のちょっと切ない話です。ネタバレしたくないのでストーリーへの言及は避けますが、映像美が素晴らしいです。ローマの美しさを余すところなく見せてくれます。アカデミー外国語映画賞にもなりました。
日本でもDVDにもなっているようです。イタリア好きのみなさんには是非見て頂きたい映画です。