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ミラノ中央駅の階段
2020-2-1
Photo by Aika Watanuki Mariani
今日から2月ですね‼️
2020年ももう1ヶ月が過ぎたのかと思うと、
時の流れの速さを実感します・・・💦
亡くなった祖母がよく、
「一月は行く、二月は逃げる、三月は去る」
と言っていたのを懐かしく思い出します。
イタリア語で2月は「Febbraio(フェッブラーイオ)」ですが、
Febbraioの語源は、
ローマ神話に登場する月の神、
Februus(フェブルウス)神からきているそうです。
ローマ神話は古代ローマで広く伝わっていた神話で、
当時はギリシャ神話の影響を強く受けていました。
この神話の中で、
2月には死者の魂を慰める慰霊祭
Februalia(フェブルアーリア)が行われていたことが書かれており、
この祭りの主神がFebruus(フェブルウス)神だったということから、
2月を意味するラテン語の「Februarius」が、
現在のイタリア語の2月、
Febbraio(フェッブラーイオ)の語源となったそうです。
「ローマ神話が元になり、ラテン語から派生した言葉」
なんだか時空を超えて人が、
時が全て繋がっているような感じがして、
すごいですよね😃
そう言えば、ミラノ滞在中に、
イタリアの私立高校に通う高校1年生の甥っ子が
ラテン語に苦労している、
という話を妹から聞きました。
家庭教師をつけることを学校側から勧められたらしく、
週に一回ラテン語の家庭教師が家に来ていました。
イタリアの高校ではラテン語を学ぶのですね・・・💧
イタリア語の基礎の基礎、
その大元のラテン語を学ぶことで、
現在使われている自分たちの言語への深い知識を少しずつ身につけながら、
彼はイタリア人として大人になっていくのでしょう。
ちょっとびっくりした今回のミラノ滞在でした。
写真は、人の行き交うミラノの中央駅です。
この男性は、これからどこにいくのでしょうか。
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