12月8日の
聖母無限罪の御宿りの祝日に始まり、
1月6日の
エピファニアの祝日で終わる
長い長い「イタリアの食い倒れシーズン」
が今年も無事に幕を閉じました‼️

1ヶ月以上も共にした
クリスマスツリーや家の庭のライティングたちと
お別れするのはちょっぴり悲しい気もしますが、
1月6日に全てを片付け、
ここから心機一転、
新しい一年の始まりが本格的にスタートです✨

というのは嘘で・・・・、
実は今年はまだ
クリスマスツリーもライティングもしまっていません。
年始早々色々バタバタしていたので、
今年は例外です。
まあこういう年もあるでしょう💦

ところで、
年末年始のこのイタリアの
「食い倒れシーズン」の食卓に
必ずと言って登場するのが、
Tortellini（トルテッリーニ）です💕

Tortellini（トルテッリーニ）は、
もともとボローニャの郷土料理として、
ボローニャが発祥であることで有名です。
餃子のように
パスタ生地を薄く伸ばして正方形を作り、
中に詰物をして三角形に折り、
さらに両端を合わせて
リングのような形を作ります。

中に入れる詰物は、
ニンニクのみじん切りとローズマリー、
塩胡椒した豚ロース肉を数日寝かせ、
さらにバターでソテーしたもの、
プロシュット（生ハム）、
ボローニャ発祥のハム「モルタデッラ」、
パルミジャーノ・レッジャーノ、
卵、ナツメグ、が一般的です。
ミンチ状にしてから詰め込みます。

このTortellini（トルテッリーニ）は、
詰め物を作るのに時間がかかるので、
自宅で一から作るのは
はっきり言ってかなり面倒です・・・😅

なので、スーパーなどでは
生パスタコーナーでパック入りで売られています。
あ、ちなみに、既製品をパックで買う場合は、
ちょっと他のメーカーと比べて高めですが、
「RANA」というメーカーのものが一番おすすめです💕

そのほか、生パスタ専門店などでは、
計り売りで購入できます。

もちろん他のパスタと同様
色んな食べ方ができますが、
通常一般家庭では、
鶏と牛で出汁をとった
スープの中に入れて食べるのが伝統的です。
熱々のスープでいただくと
もうほんとに美味なんです✨

体も心もほっこり温まるので、
冬に食べられることが多いです。

写真は、お隣の義姉の作った
Tortellini（トルテッリーニ）です。
ちなみに、
私は脂っ気が少ない方が好みなので、
義姉と同じ方法で、
鶏と牛を混ぜずに、
牛と香味野菜のみで出汁をとります😊

家庭によって色んな出汁の取り方があるのは、
日本と同じです。

Tortellini（トルテッリーニ）を食べると、
「年末年始だな～、今年もお正月がきたな～」
と思います。
きっと、日本で言うと
お雑煮のような感じですね！