🦄こんなところに、ユニコーンの噴水🦄

8月も残すところ一週間となってしまいましたね！
日本では、いよいよ本日よりパラリンピックが開催です。
東京パラリンピックの開会式は、
五輪より良かった、という声もちらほら聞きましたが、
これから13日間、
またしてもアスリートたちの活躍に注目が集まりそうです✨

さて、8月中は、
ローマ郊外のカプラニカのセカンドハウスで過ごしていますが、
流石に長期の田舎生活が続くと、
何かちょっと文化的なことがしたくなります😅

そこで、色々調べていたら、
周辺のRonciglione（ロンチリョーネ）という小さな町に、
なんと・・・。
ユニコーンの噴水があるということを発見しました‼️

Ronciglione（ロンチリョーネ）は、
ラツィオ州ヴィテルボ県にある人口約8,500人の小さな町で、
ここカプラニカからは、
車で15分ほどでサクッと行けます。
Lago di Vico（ヴィーコ湖）のすぐ側にある町で、
夏には湖で過ごす観光客の姿もちらほら。

実は、何を隠そう私はユニコーンが大好きで、
昔からユニコーンのアイテムをコレクションしているので、
ユニコーンの噴水、と聞くと
もういてもたってもいられませんでした😂

早速夕食後に散歩がてら、
皆でこのRonciglione（ロンチリョーネ）にあるという
「Fontana degli Unicorni（ユニコーンの噴水）」
を拝みに行ってきました💕

車で15分なので、
あっという間に町の中心部に到着しましたが、
駐車場がなかなか見つかりません・・・💦 

それもそのはず！
町の中心部の目の木通り一帯が全て歩行者天国になっていて、
駐車場が全て侵入禁止のエリアになっているため、
ちょっと離れた場所まで行かないと見つからないのです！
結局目の木通りから外れた、
中心部まで徒歩5分程度の路上に駐車できましたが、
15分ほどぐるぐると駐車場探しに廻ったでしょうか。

歩行者天国の路上では、
子供たちがわいわいとサッカーをしたりして遊んでいました。
ゆっくりと食後の散歩したり、
BARなどのテラス席に腰掛けて
行き交う人々を眺めながら会話する人々の姿も。
この歩行者天国が夏の間だけなのか、
何か特別なイベントの時だけなのか、分かりませんが、
小さな町にしては結構な人出でした！

写真は、肝心の
Fontana degli Unicorni（ユニコーンの噴水）です。
別名Fontana Grande（大きな噴水）という名もあるようでした。
ルネッサンス時代の町の主要なシンボルの一つとして、
1566年にアレッサンドロ・ファルネーゼ3世枢機卿の命により、
アントニオ・ジェンティーリ・ダ・ファエンツァに託されて作られました。

噴水は、3つの水盤で構成されていて、
1つ目の水盤には水が入っており、
ここから逆さの半円柱が2つ目の水盤を支えています。
2つ目の水盤に、ファルネーゼ家のシンボルであるユニコーンが💕 

そして、3つ目の水盤には、
ファルネーゼ家のもう一つのシンボルである百合の花が掘られています。
ユリとユニコーンはブロンズ製で、
泉水全体はヴィーコ湖の
石切り場で採取された石で作られているのだそうです。
実際に見てみるとそんなに大きな噴水ではないのですが、
夜のうっすらとした暗闇に浮かび上がる
白いユニコーンがとても印象的でした。