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イタリアでの地震対策の難しさ
2016-10-27
本日、10月27日。
昨夜のイタリア中部地震から、
ちょうど一日が経過しました。
昨夜の被災地での救助作業は、
激しい雨の中
なかなか思うように進まなかったようですが、
天気は徐々に回復してきているようです。
イタリア中部は基本的に山間地帯で、
普段でも朝夕は気温が一段と低い地域なので、
家を失くした方々の防寒対策が心配されています。
昨夜の地震は、
ローマ、またイタリア国外のオーストリアでも揺れがあったとされており、
昨夜から、200を超える余震が確認されているとのこと。
2ヶ月前の地震で大きな被害を出した
ラツィオ州リエーティ県のアマトリーチェでは、
市庁舎の建物が全壊したそうです。
立て続きの地震で
イタリアのメディアでは、
イタリア国内の
特に地震の影響を強く受ける地域における
地震対策について連日協議がなされています。
ただ、イタリアの場合の問題は、
地震関連の建築プロジェクトに
マフィアがかなりの割合で絡んでいることですね。
国からの援助や支援金が出ても、
マフィアが横領することが多々あるからです。
イタリアの地震対策に関して、日本とは異なる点、
さらには「歴史的景観という観点から見た地震対策の必要性」
について考察した記事が興味深かったのでシェアします。
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