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夏の終わりのアプリコットの収穫
2020-9-4
ローマでは、9月になり、
8月中の酷暑が嘘のように
突然一気に涼しくなってきました
ローマでは、毎年大抵
雨が降るごとにだんだん秋が深まっていくのですが、
今年も雨が一日中降った後、
翌日から一気に気温が下がりました。
夏ももう終わりです。
通常ローマの気温から
2,3度さらに低いカプラニカではなおさらです。
ここ数日カプラニカに滞在していたのですが、
夜は、ひんやりした空気が入ってくるので、
窓を全て閉めて薄い毛布をかけて寝ました
明け方のさらに冷たい空気も、
秋を感じさせるものでした。
そして、畑では義母がせっせとアプリコットを収穫していました
敷地内には一体何本のアプリコットの木があるのかわかりませんが、
いくつも重ねられたケースは、何ダースあるのでしょうか。
相当の数のアプリコットが取れたようです。
ちなみに、アプリコットは、
イタリア語ではAlbicocca(アルビコッカ)という名前で呼ばれています。
義母は、せっせと収穫したアプリコットを、
今日は全部シロップ漬けにするらしく、
空き瓶を沸騰した湯につけ、殺菌消毒しながら、
「こんなにたくさんの食べきれないほどの果物は、
この時期に全部シロップ漬けにするのが一番」と言って、
忙しそうに一個一個細かくカットしていました。
私は横でじっと見ていたのですが、
流れ作業がすでにルーティン化していて、
作業工程が全てスムーズで、
まるで小さな缶詰工房か何かのようでした。
このアプリコットのシロップ漬けは、
これから秋、冬の季節と、ずっと持ちます。
あまり果物が実らない冬の間の保存食としては最高ですよね
もちろん自家製なので
無農薬で着色料や保存料なども一切入っていません。
自然食の常備食としてこれから地下の食品倉庫に備蓄されます。
イタリアの田舎では、
夏の自然の恵みは、こうして秋も冬も食卓を潤してくれます。
シロップ漬けは、
あまり甘くしすぎると、
すでに甘い他のデザートの付け合わせとして食べるときに
甘すぎてしまうので、
砂糖の量はかなり控えめにしているようでした。
ジェラートやパイなんかに合わせたりしても、
とっても美味しそうです
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