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本場イタリア、保存用トマトソースのできるまで
2020-9-16
前回の義父の動画に続いて、
その後あの21,700mlのトマトの絞り汁は
どうなったのでしょうか。。。
今日はまた動画で
トマトの絞り汁のその後をお伝えしますね
専用の機械で絞られ、
大量のトマトから出た絞り汁は、
その後、瓶に入れて煮沸消毒し、
ふつふつと沸く大きな鍋の中で
保存用のトマトソースとなります。
ちなみに、このトマトソース用のトマトは、
日本でお馴染みの丸いトマトではなく、
イタリア産の縦長で円筒の形をした
サンマルツァーノ種が使われます。
夏が旬の野菜なので、
イタリアのスーパーなどでは、
この時期山のように売っています。
もちろん、カプラニカの義父の畑でも
この時期大量に収穫されています。
サンマルツァーノ種のトマトは、
トマトソースに一番適しているそうです。
理由は、皮が薄いこと。
果肉が厚くてジューシーであること、
そして内部のゼリー上の部分の種自体が比較的少ないことです。
そしてあの独特の甘みが特徴です。
サンマルツァーノ種は、
古くからイタリアで栽培され続けているのですが、
気候と風土の違う日本でも栽培に成功し、
日本国内でも販売されているようです。
イタリアで水煮の缶詰にされているトマトソースは、
大抵サンマルツァーノ種のものです。
こうやって長期保存された
トマトソースを実際に味わうと分かるのですが、
なんとも言えない果物本来の甘みがじわーっと伝わってきます。
そして、通常ピザに載せるトマトソースも
このサンマルツァーノ種のソースが
使われていることがほとんどなんですね。
あ・・・書いていると美味しいトマトソースの
シンプルな料理が食べたくなってきました
今日はすでにカレーライスの夕食だったので、
(パートナー、子供のように大喜び)
明日は何か
トマトソースを使ったメニューにしようと思います。
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