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パスクアの伝統菓子、コロンバ
2017-4-19
先日、
Pasqua(復活祭=パスクア)が終わっても
まだ食卓に残る
Torta al formaggio(チーズ入りの自家製パン)の話をしましたが、
もうひとつ、
パスクアが終わっても
最低一週間は
ずーーーっとキッチンの片隅に残り続けるものがあります
写真のColomba(コロンバ)です。
全体が写っていないのでちょっと分かりづらいですが、
実は、鳩の形をしています。
イタリアでは
パスクアの食卓に欠かせない伝統菓子です。
通常オレンジピールなど、
canditaと呼ばれるドライフルーツが中に入っていて、
大量のバターと卵で作られます。
中はふわふわしていますが、
表面はぱりっとしています。
そしてトップの表面全体には
アーモンドペーストが塗られるので、
ふんわりアーモンドの香りがするんです
春の訪れを告げる
アーモンド自体もトッピングとして使用されます。
Granello di zucchero(トッピングシュガー)を散らすと出来上がるこの伝統菓子は、
パスクアが終わっても
朝食のクロワッサン代わりにしたり、
昼下がりにエスプレッソと一緒におやつとして食べられます。
しかも大きい
我が家は2人なので、
食べきるのに結構時間がかかり、
コロンバがなくなる頃、
『あ〜、今年もパスクアが終わったな〜』
と実感します
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