もはや世界中で学校閉鎖により、
子供たちはみな自宅でオンラインでの授業を余儀なくされています。
我が家には子供がいないので実感がありませんが、
今まで毎日学校に行っていた子供たちが一日中家で学習する、
というのは色んな意味でなかなか大変なようですね😅

教師の方々も、
オンラインで全ての子供たちの学習経過をきちんと把握したり、
宿題を出したり採点したりするのは
さぞ大変だろうと思います。
ある程度若いパソコンに慣れている年代の教師の方々はともかく、
年配の教師の方々の中には、
パソコンさえあまりうまく使えない方もいると聞きます。

イタリアの公立小学校と中学校に通う
イタリア人の姪っ子と甥っ子も、
毎日パソコンに向かってオンラインで授業や宿題の提出をしています。
義姉家族は我が家のアパートの隣のドアに住んでいるので、
この時世でも彼らとは唯一行き来ができるのですが、
今日昼食に呼ばれて家に行くと、
姪っ子と甥っ子が子供部屋で勉強していました。

中学2年生の姪っ子は、
パソコンで英語の授業を受けていて、
小学4年生の甥っ子はイタリア語の課題の本を
ベッドの上で一生懸命読んでいました。
さすがに今の時代の子供たちはパソコンの扱いは慣れたものですね。
逆にパソコンにあまり詳しくない義姉に
姪っ子が扱い方を教えてあげるのだそうです。笑

ロックダウン当初の滑り出しは
ローマの公立学校はなかなかスムーズな切り替えができないようで
もたもたとしていたのですが、
さすがにロックダウン7週目ともなると、
二人とも要領をちゃんと掴んで
自分たちのペースで勉強できているようでした。
ただ、時間割通りに授業は行われていないので、
勉強時間はものすごく少なく、
実際にはちょろちょろっとオンラインで課題の勉強をして、
公立学校用のポータルで
宿題を提出するのがメインとなっているようでした。
逆に、ミラノの名門私立学校に通うもう一人の甥っ子は、
Ipadが一人一台配られているようで、
ロックダウン開始1週目から
すでに毎日学校で行われるはずだった時間割通りに
全ての授業が行われていると聞きました。
イタリアも公立と私立のオンライン授業は物凄い差だな、
と思いびっくりしました。
イタリアでは
おそらく学校が再開するのは9月からという話のようで、
いつ学校に戻れるのかわからない中、
子供たちも小さいながらに必死なのだなと思った次第です😃