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イタリア、2021年7月新たな世界遺産登録が誕生しました!
2021-7-28
✨イタリア、新たな世界遺産登録です!✨
コロナ禍、暗いニュースばかりが続く中、
久しぶりに明るいニュースが届きました💕
イタリアは、言わずと知れた、
世界で最も多くのユネスコ世界遺産を有する国です。
近年、一位の座を狙う第二位の中国と
大接戦が続いているものの、
現在まで世界第一位の座を長年保っています。
そんなイタリアの、
新たな嬉しいニュースです😊
現在、7月16日から7月31日まで
「拡大第44回世界遺産委員会」として、
中国南東部の都市、福州で
第44回ユネスコ世界遺産委員会が開催されています。
コロナの影響で、
2020年の委員会は延期となっていたのですが、
ようやく今年、
オンライン・ミーティングの形式で
開催されることになりました。
今回の委員会の議題には、
「世界遺産リスト」に含まれる
プロジェクトの保護を監督・指導することや、
2020年と2021年に
世界遺産登録申請を提出した
プロジェクトを議論・審査することなどが含まれています。
また「福州宣言」では、
多国間主義の枠組みの中で
より緊密な国際協力を行うこと、
発展途上国への支援を強化すること、
世界遺産教育を強化すること、
知識の共有や
関連する新技術の活用を行うことなどが謳われています。
そして・・・・、
今回イタリアの世界遺産に追加が決定したのは、
なんと4箇所です🎉
一つ目は、
あまり日本の旅行者の方々には馴染みがないかもしれませんが、
トスカーナ州ピストイア県の
Montecatini Terme(モンテカティーニ・テルメ)です。
オーストリア、ベルギー、チェコ、
フランス、ドイツ、イタリア、イギリスの
ヨーロッパ7カ国の11都市で構成される
文化遺産としての登録です。
「ヨーロッパの大温泉保養都市群」の一つとして、
「医学や温泉療法の発展と
入浴という精神衛生の価値観を具現化している」
点が評価されました。
Montecatini Terme(モンテカティーニ・テルメ)は、
とても歴史の長い温泉保養地なんですが、
温泉施設の雰囲気が素晴らしく、
1700年代初期から残る歴史的な建造物など、
とにかく、古き良きイタリアの温泉文化の雰囲気が味わえます。
興味のある方は、ぜひ一度行ってみてくださいね
公式サイトはこちらです⇩⇩
https://www.termemontecatini.it
二つ目は、
ジョットのフレスコ画が描かれた
スクロヴェーニ礼拝堂を含む、
「パドヴァの14世紀フレスコ作品群」です。
ルネッサンス期の先達であるジョットの作品を含む、
市の歴史的中心部にある
8つの建物と記念碑的複合体の絵巻物全体が含まれています。
もうこれは、
素晴らしいとしか言いようのない感動的な作品です。
私も実際に目の前にした時には、
あまりの迫力に圧倒されました。
今までユネスコ世界遺産でなかったことが不思議なくらいです!
そして、三つ目は、
「ボローニャのポルティコ群」(文化遺産)です。
これは、ボローニャの街並みで特に特徴的な、
柱廊の歩道です。
ボローニャの街中に張り巡らされていて、
屋根の下を歩くことで、
雨が降っても濡れずに街の大半を移動することができます。
そういえば、昔、
真冬に友人の結婚式に参加した際に、
あいにく雨が降り出し、
このポルティコの下を通りながら移動して、
雨を凌いだことを思い出しました😊
四つ目は、
「カルパティア山脈とヨーロッパ各地の古代及び原生ブナ林」
(自然遺産)です。
アスプロモンテ、ガルガーノ、
ポリーノ、アブルッツォ国立公園、
モンテ・チミーノとモンテ・ラスキオ、
サッソ・フラティーノの間にある
8,000ヘクタール以上の森で、
ヨーロッパ18か国で共有される世界遺産となり、
イタリアの文化、
自然遺産の豊かさを改めて証明する結果となりました。
益々、イタリアの魅力🔺🔺です‼️
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