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インフレ進行中のイタリアで大打撃の我が家の電気代とガス代
2022-3-10
🔥恐ろしいインフレ🔥
コロナ禍による経済的な影響、
政府による2年間に渡る
大掛かりな景気刺激策(いわゆるバラマキ)によって、
イタリアでも少しずつ
物価上昇の波が押し寄せてきていたものの、
同じヨーロッパ内で戦争が始まってしまった今、
さらにそのことを実感するようになりました・・・。
少し前まではまだ
「徐々にいろんな物の値段が上がっているなぁ」
といったぼんやりとした感覚のみだったんですが、
ここにきてものすごく値段が上がってきたのが
目に見える形ではっきりと分かるようになってきて、
ちょっと恐ろしくなってきました・・・💦
まず、街中の物価で言うと、
ガソリンはすでに1リットル2.2ユーロ程度
(本日のレートで1リットル280円程度)を超えています。
スーパーなどでも、
今までの1,5倍するものも増えてきました。
経済誌の
Il Sole 24 Ore(イル・ソーレ・24オーレ)によると、
食料品価格高騰のトップは
梨が1年で30% 、パスタが10,8 %、
魚が9,8%の物価上昇だそうです⚡️
そしてこれから価格高騰が免れないものとして、
ロシアやウクライナから主に輸入をしている
小麦、とうもろこし、肥料が挙げられています。
小麦はかなり大きな影響があるかと思われます。
イタリア人の食卓に欠かせない
パン、パスタ、ピザは低価格で今までは手に入りましたが、
これからはどうなるか分かりません・・・😢
コロナ禍のロックダウンで
多くのイタリア人が
家でパンや手打ちパスタを作っている様子を
ソーシャルメディアなどでシェアしていましたが、
まさかこれは将来を暗示する何かの練習だったんでしょうか⁉️
そして、ロシアとウクライナといえば、
世界有数の穀物輸出国で、
イタリアにとっても重要な穀倉地帯です。
この戦争によって肥料の原料が値上がりしているので、
食肉生産には大打撃です‼️
結果的に肉の値段も
これから高騰していくことになるのでしょうね・・・。
そうなると、美味しい肉が
手頃な値段で食べられるのも
今だけなのかなと思ってしまいます・・・😢
そして、極め付けは
我が家の電気代、ガス代です・・・。
先週12/15〜2/15間の
ガス代の請求がきました。
なんと、340ユーロ
(本日のレートで約43500円)。
電気代は204ユーロ
(本日のレートで約26200円)でした。
ガス代と電気代の合計なんと・・・
日本円にして69700円。
まさか電気代と合わせて
今月7万円近くも光熱費に出ていくとは・・・。
物価というのは色んなところで繋がっているので、
食料、エネルギーなどに収まらず、
これからもどんどん色んな物の物価が
上がっていくのでしょうね。
そう思うと、
どんなことをしてでも節約しなければ!!
と思った次第です。
日本の皆さんの場合はどうですか?
日本でももうすでにインフレが
実際に感じられるようになってきているのでしょうか。
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