人口約20,000人程度の丘の上に作られた
イタリア中部の要塞都市ですが、
元々はエトルリア人が住んでいたとされており、
エトルリア人の伝説、ミステリーが大好きな私としては、
とても興味深い街なのです‼️

エトルリア人は、
イタリア語ではEtruschi（エトルスキ）と呼ばれます。
イタリア半島中部の系統不明の先住民族で、
元々この地に住んでいたいわば先住民ですね。
不思議なことに、インド・ヨーロッパ語族に属さない独自の言語、
エトルリア語を使用していたそうですが、
なぜなんでしょう！
あまり詳しいことは分かっていないようなのです。

そして、彼らはとても高度な文明を持っていたらしく、
紀元前8世紀から紀元前1世紀ごろに
すでに鉄器を使用していたそうです。

ついつい古代ローマ人が考案したと思ってしまう
例のローマ建築に特徴的な「アーチ」も、
実はエトルリア人の建築技術を
古代ローマ人がコピーしたというすごい逸話もあります。
どこか、エジプトのピラミッドや、
ペルーのナスカの地上絵、
イギリスのストーンヘッジなどと通じる
壮大なミステリーを感じませんか？笑）

そんなエトルリア人が住んでいた街が、
Orvieto（オルヴィエート）です。
日本の中では、
なんと群馬県前橋市が姉妹都市なのだそうです！
何故でしょうか😃

今まで何度か訪れていますが、
その度に新たな発見があります。
代表的なのは丘の上に建つ輝かしい大聖堂ですが、
実はこの街には、
約2500年前にエトルリア人によって作られた地下都市があります。
現在は「Orvieto Underground」という
地下都市のツアーとして一般に公開されているのです‼️

前回行った時には閉まっていたので、
次回Orvieto（オルヴィエート）を訪れたら、
絶対に参加してみたいと思っています。