日本で「イタリアの歌手」というと、一番に思い浮かぶのは、誰でしょうか。
今となっては故人となってしまった天才テノール歌手のパヴァロッティ?女性歌手のフィリッパ・ジョルダーノ?日本で大々的に売り出された歌手や、オペラ歌手の名前は簡単に思いつくのですが、実際にその他の「イタリア人の歌手」というと日本ではあまり知られていないのではないでしょうか。
今回は、ローマ出身のシンガーソングライター、アレックス・ブリッティ(Alex Britti)を紹介したいと思います。
日本ではあまり知られていませんが、ギタリストとしてはイタリア以外の国々でもちょっと知られた存在です。ギターを弾く方の中には、天才的なギターの腕で、その名をちらっと聞いたことがある方もいるのではないかと思います。
1999年、サンレーモ音楽祭(日本で言う紅白歌合戦のようなイタリアの国民的歌謡フェスティバル)、新人部門で見事優勝し、新人賞を獲得したシンガーソングライターです。1968年生まれ、デビュー前はローマ市内のジャズクラブでギタリストとして演奏していました。ギターを弾かない私でも、彼のギターの腕はピカイチだと思います♪シビレます!ギター片手に時にはポップ、時にはブルースを歌うアレックスですが、ポップ歌手として売り出されたため、デビュー当時は軽いポップ歌手、というイメージが先行していましたが、年齢とともに深みのあるブルースなどを得意とするようになりました。前回のローマでのコンサートでは、10分間にも渡るギターソロを披露してくれました。
ビデオは私の一番のお気に入り曲、「ミラノ」を、MTVでライブ生演奏した時の映像です。
日本でもファンが増えるといいなと願いつつ★
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