迷路のようなローマの路地で出会える風景
ローマに来る醍醐味は、その観光名所の多さにあります。ロマン漂う遺跡群、豊富な美術品を見せてくれる美術館、唯一無二のカトリック総本山であるバチカンなどなど、上げていけばきりがないほどです。そんな各名所は隣り合ってはいないものの、地図を見れば分かるように歩いて回れる距離です。
古い街並が残る古都ローマは、路地裏散策もお勧めしたい醍醐味のひとつです。地図片手に迷いつつ路地から路地へと歩いていると、思いがけない発見があったりします。それは小さなアトリエだったり、アンティークショップだったり、おしゃれなカフェだったり、趣のある建物だったり。
私が歩く際に注目しているのは、植物。蔦に覆われたホテルや、緑溢れる中庭、テベレ川沿いのプラタナス郡。そしてイタリア人はたとえ庭がなくても、花や緑で窓やベランダ、玄関をとても上手に彩ります。それは各季節毎に、私たちの目を楽しませてくれます。
この時期はジャスミンが開花していて、可憐な香りをあちこちで感じることができます。そしてなんといっても圧巻なのがブーゲンビリア。この時期から夏の間中、鮮やかなピンクや赤やオレンジで私たちをハッピーな気分にしてくれます。大きな木に成長しているものもあれば、窓枠を囲っているもの、鉢植えにしているものまで様々です。
ローマに来れられた際には、名所散策の道中に、是非お気に入りの路地裏を見つけてくださいね。
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